基幹システムが古くて
改修できない
20年前のシステム、AS/400、Access…開発元のサポート終了、社内に分かる人もいない。
業務を止めずに安全に移行する方法を解説します。
レガシーシステムを放置する5つのリスク
システム障害時に復旧できない
開発元がサポート終了、社内に詳しい人がいない。障害が起きたら「直せない」状態に。
セキュリティリスクの増大
古いOSやミドルウェアはセキュリティパッチが提供されない。サイバー攻撃の標的に。
保守費用の高騰
古い技術を扱えるエンジニアが減少し、保守費用が年々上昇。見積もりを取ると驚く金額に。
新しい業務要件に対応できない
EC連携、API連携、モバイル対応…。古いシステムでは対応不可能な要件が増加。
若手社員が操作できない
コマンド入力式の画面、独特の操作方法。若手社員への引継ぎが困難。
安全に移行する3つのアプローチ
段階的移行(推奨)
低リスク機能ごとに段階的に新システムへ移行。業務を止めるリスクを最小化しながら、確実に移行を進めます。
移行ステップ例
- 1まず在庫管理を新システムへ移行
- 2次に発注管理を移行(在庫と連動)
- 3最後に受注・請求を移行
- 4旧システムを停止
並行運用後に一括切替
新旧システムを一定期間並行運用し、問題がないことを確認してから一括で切り替えます。
向いているケース
- • システムの規模が比較的小さい
- • 並行運用の人員を確保できる
- • 旧システムの保守期限が迫っている
ビッグバン移行
ある日を境に一気に新システムへ切り替え。準備を十分に行い、短期間で移行を完了させます。
注意点
- • 失敗時のリスクが大きい
- • 十分なテストと準備が必須
- • 切り替え後の混乱に備えた体制が必要
移行プロジェクトの進め方
現状分析・要件整理(2〜4週間)
現行システムの機能棚卸し、データ構造の把握、新システムへの要件整理を行います。
データ移行準備(1〜2週間)
商品マスタ、取引先マスタ、在庫データなどの移行手順を策定。テスト移行を実施。
並行運用(2〜4週間)
新旧システムを同時運用し、データの整合性と業務フローを検証。問題点を洗い出し。
本番切替・安定化(1ヶ月)
旧システムを停止し、新システムへ完全移行。問い合わせ対応と微調整を実施。
よくある質問
基幹システムの老朽化を放置するとどうなりますか?
システム障害時に復旧できない、セキュリティリスクの増大、保守費用の高騰、新しい業務要件に対応できない、若手社員が操作できないなどの問題が発生します。
AS/400(IBM i)からの移行は可能ですか?
はい、可能です。AS/400で管理していた受発注・在庫データをWikiだるまに移行した実績があります。データ移行、並行運用、段階的切り替えで業務を止めずに移行できます。
移行にはどのくらいの期間がかかりますか?
規模により異なりますが、中小企業の受発注システム移行で2〜3ヶ月が目安です。データ移行1〜2週間、並行運用2〜4週間、完全移行後の安定化1ヶ月程度を見込みます。
移行中に業務は止まりますか?
段階的移行や並行運用を行うことで、業務を止めずに移行できます。ただし、最終的な切り替え時に数時間〜1日程度の停止が必要な場合があります。
