卸売業の顔なし発送を自動化|EDI連携・複数拠点在庫管理で業務時間94%削減

卸売業の「顔なし発送(代理発送)」を完全自動化する方法
卸売業において、エンドクライアント(問屋)の名前を出さず、発注元(実際に注文した顧客)の名義で納品書や送り状を作成して発送する業務を「顔なし発送(代理発送)」と呼びます。これはBtoB卸売業では一般的な商習慣ですが、システム化が難しく、多くの企業がExcelと手作業で対応しているのが現状です。
本記事では、顔なし発送の課題を抱える卸売業向けに、受発注システムによる完全自動化の方法と、複数拠点在庫管理やEDI連携を含めた統合ソリューションについて解説します。従業員5名から50名規模の中小企業でも、初期費用0円・月額15万円から導入でき、手作業時間を94%削減した実例もご紹介します。
卸売業が直面する「顔なし発送」の深刻な課題
卸売業では、自社の名前を出さずに発注元の名義で商品を発送する「顔なし発送」が求められます。これは商習慣として定着していますが、システム化されていない場合、担当者に多大な負担がかかります。
まず納品書の差し替え作業が煩雑です。顧客ごとに納品書のフォーマットが異なるため、Excelで手作業で作成し、印刷して同梱する必要があります。1件あたり5分かかるとすると、1日50件で4時間以上の工数がかかります。このような単純作業に貴重な人的リソースが奪われているのです。
次に在庫管理の複雑さがあります。多くの卸売業は国内複数拠点(名古屋・沖縄など)や海外倉庫(中国・ベトナムなど)を持っていますが、どの倉庫から出荷するか、在庫はあるかをリアルタイムで把握することが困難です。各拠点がExcelで在庫を管理していると、更新タイミングがバラバラになり、「名古屋倉庫には在庫があるはずなのに、実際は既に出荷済み」といった事態が頻発します。
EDI連携の手間も見逃せません。取引先からEDIで受注データが届いても、それをExcelに手入力で転記し、在庫を確認してから出荷指示を出すという流れになります。この転記作業だけで1日2時間を消費し、しかも入力ミスのリスクが常に付きまといます。
そして最も深刻なのが属人化とヒューマンエラーです。顔なし発送の業務フローは複雑で、特定の担当者しか理解していないケースがほとんどです。その担当者が休むと業務が完全にストップします。また納品書の宛名を間違えるとクレームにつながり、在庫確認漏れは欠品による顧客満足度低下を招きます。
なぜExcelでは限界があるのか
Excel管理には構造的な限界があります。まずリアルタイム性の欠如です。複数拠点の在庫をExcelで管理すると、各拠点が独自にファイルを更新するため、情報の同期が取れません。本社では「在庫あり」と表示されていても、実際の倉庫では既に出荷済みということが起こります。
顔なし発送の設定についても、Excelでは「発注元名義で納品書を自動生成」という機能を実現できません。毎回手作業でWordやExcelテンプレートを編集する必要があり、作業時間がかかるだけでなく、宛名の間違いといったミスも発生します。
EDI連携も手動です。EDIデータをCSVで受け取っても、それをExcelに手入力で転記する必要があります。自動連携ができないため、常に入力ミスのリスクがあり、転記作業に多くの時間を費やすことになります。
さらにExcelは複数人での同時編集ができません。1人が編集中だと他の人がファイルを開けないため、「〇〇さんがファイルを開いているので待ってください」という状況が頻発します。これでは業務が非効率になるだけでなく、担当者の負担も増大します。
属人化も加速します。Excelファイルの構造や数式、マクロなどを理解している人が限られるため、特定の担当者に業務が集中します。その人が退職すると、業務の継続が困難になります。
そしてスケーラビリティがありません。取引先が増えると、Excelファイルも増え続け、どのファイルが最新版か分からなくなります。ファイル数が増えるほど管理が破綻し、業務の非効率性が増していきます。
Wikiだるまによる顔なし発送の完全自動化
Wikiだるまは、卸売業の顔なし発送に完全対応した受発注システムです。納品書や送り状の差出人名を「発注元(顧客)名義」に自動変更する機能を標準搭載しており、顧客ごとの納品書フォーマットにもカスタマイズで対応できます。1クリックで納品書PDFを自動生成し、印刷できるため、従来4時間かかっていた納品書作成作業が15分で完了します。これは94%の作業時間削減を意味します。
差出人名の間違いもゼロになります。システムが自動的に発注元の情報を取得して納品書を生成するため、ヒューマンエラーが発生しません。これによりクレームが大幅に減少し、顧客満足度も向上します。
複数拠点の在庫管理を一元化
Wikiだるまは、国内複数拠点(名古屋・沖縄など)と海外倉庫(ベトナム・中国など)のすべての在庫をリアルタイムで一元管理できます。どの拠点にどれだけの在庫があるかを瞬時に確認でき、受注時に最適な倉庫から自動的に在庫を引き当てることも可能です。
従来30分かかっていた在庫確認作業が3分で完了し、90%の時間削減を実現します。また在庫情報がリアルタイムで更新されるため、欠品による納期遅延も大幅に減少します。実際の導入事例では、月10件発生していた欠品クレームが月1件に減り、90%の削減を達成しました。
倉庫間移動にも対応しています。「名古屋倉庫からベトナム倉庫へ100個移動」といった複雑な在庫移動も、システム上で簡単に記録でき、各拠点の在庫が自動的に更新されます。これにより在庫の追跡可能性が向上し、正確な在庫管理が実現します。
EDI・CSV自動連携で転記作業をゼロに
Wikiだるまは主要なEDIフォーマットに対応しています。JX手順(流通BMS)、全銀TCP/IP、CSV一括インポート、API連携(カスタマイズ可)など、取引先が使用するフォーマットに合わせて自動連携が可能です。
EDIデータを受け取ると、システムが自動的に受注データとして取り込み、在庫を引き当て、出荷指示まで一気通貫で処理します。従来2時間かかっていたEDIデータの転記作業が完全にゼロになり、100%の時間削減を実現します。
転記ミスによるクレームもゼロになります。手入力が不要になるため、入力ミスが発生しません。実際の導入事例では、月5件発生していた転記ミスによるクレームが完全にゼロになりました。
受発注から出荷までを一気通貫で管理
Wikiだるまは、受発注から出荷までの業務フローを完全に自動化します。まずEDIで受注データが自動的に取り込まれ、システムが複数拠点の在庫を確認して最適な倉庫を自動選定します。次に顔なし納品書が発注元名義で自動生成され、出荷指示が配送業者に連携されます。出荷が完了すると在庫が自動的に更新され、すべてのプロセスがシームレスに連携します。
従来30分かかっていた受注から出荷までの処理時間が3分で完了し、90%の時間削減を実現します。これにより担当者は単純作業から解放され、より付加価値の高い業務に集中できるようになります。
Windows PC・タブレット対応で現場の生産性向上
Wikiだるまは、Windows PCでの通常業務に加えて、タブレットやスマートフォンでも操作できます。倉庫での在庫確認はタブレットで行い、外出先でもスマホで受注状況を確認できます。これにより現場の生産性が大幅に向上します。
特に倉庫作業員がタブレットを持ち歩きながら在庫をカウントし、その場でシステムに入力できるため、紙のメモを取ってオフィスに戻って転記する必要がありません。これだけでも作業時間を大幅に短縮できます。
卸売業20名規模の導入効果とROI
ある従業員20名規模の卸売業では、Wikiだるま導入前はFAX・EDI・メールの受注データをExcelに手入力し、国内3拠点の在庫管理がバラバラで、顔なし発送の納品書作成に1日4時間を費やしていました。
導入後、手入力時間は6時間から20分に減り、94%の削減を達成しました。納品書作成も4時間から15分になり、同じく94%削減です。在庫確認は30分から3分に短縮され、90%の削減を実現しました。欠品クレームも月10件から1件に減り、90%の削減を達成しました。
ROI(投資対効果)を計算すると、月額費用は15万円ですが、削減された工数は月160時間です。これを人件費に換算すると約40万円の削減になり、実質ROIは約267%です。つまり初月から黒字化し、投資以上のリターンが得られています。
最短2週間で稼働開始できる導入プロセス
Wikiだるまの導入は最短2週間で完了します。まず無料デモとヒアリングで現状の業務フローを確認し、実際の画面で操作感を体験していただきます。顔なし発送の具体的な要件もこの段階で詳しくお聞きします。
次にカスタマイズ要件定義を行います。顔なし発送の納品書フォーマットを設計し、EDI連携の仕様を確認し、複数拠点の在庫設定を行います。これに約1週間かかります。
その後、初期設定とデータ移行を行います。既存のExcelデータをインポートし、取引先や商品のマスタを登録し、ユーザーの権限を設定します。これも約1週間です。
最後にトレーニングと稼働開始です。2時間の操作トレーニングを受けていただき、本番稼働を開始します。稼働後も専任担当者による継続サポートがあるため、安心してご利用いただけます。
スタンダードプランの料金体系
卸売業向けにはスタンダードプランを推奨しています。月額15万円で、初期費用は0円です。ユーザー数は5名から10名まで対応し、複数拠点対応、EDI・CSV連携、顔なし発送カスタマイズ、チャット・電話サポートがすべて含まれます。
今月お問い合わせいただくと、初期設定費用が50%オフになります。先着10社限定のキャンペーンですので、ぜひこの機会にご検討ください。
2026年8月稼働を目指すなら今すぐ相談を
卸売業の顔なし発送は、システム化が難しく多くの企業がExcel管理に苦しんでいます。しかしWikiだるまなら、顔なし発送に完全対応し、複数拠点(国内・海外)の在庫を一元管理し、EDI・CSV自動連携でデータ転記をゼロにできます。初期費用0円・月額15万円から導入でき、最短2週間で稼働開始できます。
2026年8月からの新システム稼働を目指すなら、今すぐご相談ください。無料デモで実際の画面を体験していただき、貴社の課題をどのように解決できるかをご提案いたします。
よくある質問
顔なし発送のカスタマイズは本当にできるのかという質問をよくいただきます。はい、可能です。顧客ごとに異なる納品書フォーマットにも対応します。具体的な要件については、お問い合わせ時に詳しくお聞きして、最適なカスタマイズ方法をご提案いたします。
海外倉庫(ベトナム)の在庫管理もできるのかという質問もあります。はい、国内・海外問わず複数拠点の在庫を一元管理できます。倉庫間の移動も記録でき、リアルタイムで在庫状況を把握できます。
EDI連携の対応フォーマットについては、JX手順、全銀TCP/IP、CSV、APIなど主要フォーマットに対応しています。取引先が使用しているフォーマットに合わせて柔軟に対応できますので、詳細はご相談ください。
販売管理ソフト(ソリマチ 販売王)と連携できるかという質問もあります。CSVエクスポート・インポートによる連携が可能です。請求書発行だけに使っている販売王とWikiだるまを組み合わせることで、受発注から在庫管理、出荷管理までを統合的に管理できます。
他社(株式会社アイル等)との違いについても質問をいただきます。Wikiだるまは初期費用0円、中小企業に特化した設計、最短2週間で導入できることが強みです。大手システムは高機能ですが、その分価格も高く導入期間も長くなります。中小企業には過剰なケースが多いため、必要な機能に絞ったWikiだるまが最適です。詳しくは比較資料をご請求ください。
まずは30分の無料デモで実際の画面を体験してください。貴社の課題をお聞きして、どのように解決できるかをご提案いたします。資料請求も無料で承っていますので、お気軽にお問い合わせください。
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